2023-09-19
太陽光発電のある家を売却する際に気になるのが「どのくらいで売れるのか」ではないでしょうか。
設置に高額な費用を費やしているため、できるだけ高く売却したいと考える方は多いでしょう。
そこで、太陽光発電のある家は高く売れるのか、高く売るためのコツを解説します。
千葉県成田市で、太陽光発電のある家の売却をご検討中の方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
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太陽光発電が設置してある家は、設置していない家に比べて高く売れる傾向にあります。
では、どのようなケースであれば高く売れる可能性があるのかを解説します。
太陽光発電を設置してから10年未満であれば、高く売れる可能性が高いでしょう。
10年未満であれば、メーカーの保証期間内であるからです。
一般的に太陽光発電のメーカー保証は10~15年です。
そのため、メーカー保証期間内に売却すれば、メンテナンス面での心配が不要なため買主からの需要も高くなります。
また、2019年11月までに太陽光発電を設置していれば、固定価格買取制度(FIT)が適用されるため、設置から10年以内は所有者を変更しても固定価格で電力を買い取ってもらうことが可能です。
このように、メーカー保証期間かつFITの適用期間であれば、資産価値が上がり高く売却できる可能性があるでしょう。
太陽光発電にくわえて、蓄電池が付いている家は高く売却できる可能性があります。
蓄電池付きであれば、昼間に自家発電した電気を貯めておくことができるため、昼夜にかかわらず電気を利用することが可能です。
また、自然災害により停電が発生した場合でも、蓄電池があれば不便なく生活することができます。
そのため、蓄電池付きの太陽光発電であれば、買主からの需要は高く売却に有利になる可能性が高いでしょう。
では、太陽光発電を設置してから10年以上経過している場合は、高く売れないのでしょうか。
結論からいえば、10年以上経過している場合でも太陽光発電のある家は、売却しやすい傾向にあります。
FIT期間が終了後は買取単価は低くなりますが、電力会社への売電は引き続きおこなうことができます。
また、売電契約を結ばない場合でも、蓄電池や電気自動車などを利用すれば余剰電力を自家消費し電気代を節約できるでしょう。
このように、太陽光発電を設置してから10年以上経過した家でも、節電効果や売電収入が期待できるため売却に有利になる可能性が高いです。
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太陽光発電のある家を売却する際は、以下のように3つの方法から選択します。
それぞれの売却方法を解説します。
1つ目は、太陽光発電を設置したままの状態で売却する方法です。
売主は移設や解体する手間と費用が不要なこと、買主にとっては購入後すぐに利用できるメリットがあります。
ただし、設置したままの状態で売却する場合は、名義変更や自治体への確認などが必要です。
売電契約の名義変更は、経済産業省へ買主側が届け出手続きをおこないます。
ただし、売主側も住民票の写しや印鑑証明書が必要になります。
また、電力会社と売電契約をしている場合は、契約者と振込口座の変更手続きも必要です。
物件の引き渡しまでに、口座変更手続きが完了しない可能性もあるため、その間の売電収入の取り扱いをあらかじめ話し合っておくと良いでしょう。
さらに、国の補助金を受けて太陽光発電を設置して17年経過せずに売却する場合は、太陽光発電協会に連絡して承認手続きを得る必要があります。
申請を怠ると、補助金の全額返還を求められる可能性もあるため注意しなければなりません。
また、自治体から補助金を受けている場合も手続き方法について、自治体へ確認してみましょう。
2つ目の売却方法は、太陽光発電を新居へ移設し、家のみを売却する方法です。
引っ越し先で引き続き太陽光発電を利用したい場合には、向いている売却方法といえるでしょう。
ただし、移設する際は新居への設置代も含めて100万円以上かかることもあるため注意が必要です。
また、移設の際に傷が付いたり不具合が生じても、メーカーの保証外となる可能性があるため、新居への移設は慎重に検討しましょう。
3つ目の売却方法は、太陽光発電の設備を解体して家のみを売却する方法です。
太陽光発電を買主が必要としていない場合や、新居先での移設が難しい場合には検討してみると良いでしょう。
ただし、撤去・処分費用には約20~30万円程度かかるデメリットがあります。
解体費用を抑えたい場合は、太陽光パネルは処分せずにリサイクル業者に買い取ってもらうのもおすすめです。
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最後に太陽光発電のある家をできるだけ高く売却するためのコツを解説します。
買主は、太陽光発電でどのくらいの発電量があり、売電により得られる収入などが気になります。
そのため、収入と支出がわかる収支データを提示できるように、準備しておくのがスムーズにかつ高値で売却できるコツといえるでしょう。
ただし、収支がマイナスになれば買主によっては、購入を断念する方もおられるでしょう。
しかし、情報を隠すことなく提示すれば、買主に信頼感を与えることができます。
また、これまでにおこなったメンテナンス実績などを併せて提示すると、売却しやすくなるでしょう。
前述したとおり、蓄電池は自然災害など、もしもの場合に役に立ちます。
また、収支がマイナスの場合でも蓄電池付きであれば、前向きに購入を検討してもらえる可能性もあるでしょう。
わざわざ設置する必要はありませんが、蓄電池が付いている場合はそのままセットで売却したほうが高く売れる可能性があります。
太陽光発電を売却前にメンテナンスするのも、高く売却するコツといえます。
太陽光発電は、定期的にメンテナンスをおこなわないと、太陽光パネルの部材が飛散したり不具合が起こりやすくなったりします。
メンテナンスには、点検・清掃費用、保険料など毎年20万円ほど必要ですが、メンテナンスをおこなえば寿命を早めることもないでしょう。
売却前にメンテナンスをおこなっておけば、売却する際のアピールにつながりスムーズに売れる可能性が高いといえます。
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太陽光発電のある家は、設置していない家に比べて高く売れる傾向にあります。
とくに蓄電池とセットで売却することが高く売却するためのコツです。
また、売却前にメンテナンスをしたり、設置から10年以内の場合も売却に有利になる可能性が高いでしょう。
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