リフォームやリノベーションするべき?団地の有効的な売却方法とは?

リフォームやリノベーションするべき?団地の有効的な売却方法とは?

この記事のハイライト
●団地をリフォームする際は「キッチン」「トイレ」「浴室」を新しいものに交換するのがおすすめ
●売却方法としてリノベーションを選ぶなら間取りをLDKにしよう
●そのままの状態で売却すれば自分好みにリフォームやリノベーションをおこないたい買主にニーズがある

団地を売却しようと思っても、買主が見つかるか不安になる方が多いのではないでしょうか。
団地とは昭和30~40年代の高度経済成長期に建てられた集合住宅ですが、間取りなどが現在のニーズに合わず、現在は空き室が目立っています。
今回はそんな団地の売却方法について解説します。
千葉県成田市で団地の売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

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団地の売却方法1:リフォームして売却する

団地の売却方法1:リフォームして売却する

団地の売却方法としてまず挙げられるのが、リフォームして売却することです。
古くなった設備を新しいものに変えれば、見た目の印象が良くなり、早期の売却につながります。
リフォーム済みであることや、新しい設備があることを購入希望者にアピールできるのがメリットです。
ただし、古い設備をすべて変えてしまうとその分費用がかかります。
リフォーム費用は必ずしも回収できるとは限らないため、リフォームをおこなう際は、下記の場所を優先的に検討なさってください。

キッチン

新しい設備が付いたキッチンは、買主の購買意欲を高める要素の1つです。
団地のキッチンは、ガスコンロ置き場や湯沸かし器などが設置されていることが多く「古い」「使いにくい」という印象を与えてしまいます。
中古物件を購入する際「キッチンは新しいものが良い!」という買主も少なくありません。
キッチン全体はリフォームできなくても、ガスコンロやレンジフードなどを交換しておくと見た目の印象が良くなります。
食器洗い乾燥機など、家事効率が上がる設備が付いたキッチンは、ファミリー層にも人気です。

トイレ

団地をリフォームする際は、トイレも新しいものに変えておくのがおすすめです。
トイレが和式なら洋式に、洋式であれば温水洗浄便座付きなど新しい設備の付いたものに交換しておきましょう。
昭和のトイレは、1度に流す水の量が13リットル以上になるものが主流でした。
そのため、トイレで大量の水を使うことになり、水道代が高くなる可能性があります。
節水効果のあるトイレを備えることは、団地の有効的な売却方法となるでしょう。
また、近年はタンクレストイレなど、トイレも見た目の美しさや掃除のしやすさがポイントとなっています。
新しい設備が整ったトイレは、団地の購入を後押ししてくれそうです。

浴室

昭和30~40年代に建てられた団地の浴室は、タイル張りやバランス釜であることが多いです。
タイル張りは目地にカビが発生しやすくなり、バランス釜はバスタブが狭くなるなどのデメリットがあります。
なにより築年数を感じさせてしまうので、購買意欲の減退につながる可能性があるでしょう。
そのため、浴室が古い場合はユニットバスに交換しておくのがおすすめです。

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団地の売却方法2:リノベーションして売却する

団地の売却方法2:リノベーションして売却する

団地の売却方法として、リノベーションすることも挙げられます。
リノベーションによって機能性やデザイン性を向上させれば、物件全体の付加価値を高めることが可能です。
原状回復の意味合いが強いリフォームに対して、リノベーションは間取りの変更など、大規模な改修工事であるのが特徴です。
近年は、中古住宅を購入し、自分好みにリノベーションする方が増えています。
新しい設備やニーズに合った間取りを希望する場合、新築物件を選ぶ必要があり、資金面を考えて購入を断念する方も多いです。
しかし、リノベーションなら新築物件のような設備が整い、かつ手頃な価格で購入できることから需要が多いといえます。

リノベーションするなら間取りを変更

団地の売却方法としてリノベーションを選ぶ場合、間取りの変更を検討なさってください。
団地はダイニングキッチンと4畳半~6畳の個室が3つある3DKの間取りが多いです。
昔ながらの間取りとなっているので、現在のニーズに合っていないといえます。
また、近年は少子高齢化や核家族化により、世帯人数が減少傾向にあります。
そのため、団地が多く建てられた時代に比べて、仕切りがなく開放感のある間取りが比較的人気です。
売却方法としてリノベーションを選ぶなら、リビングとダイニング、キッチンが一体化したLDKの間取りにすると良いでしょう。
炊事をしながら子どもの様子を見守れるほか、家族全員が広々した空間で過ごせるのがメリットです。
このように現代のニーズに合った間取りにすれば、スムーズな売却が見込めるでしょう。

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団地の売却方法3:そのまま売却する

団地の売却方法3:そのまま売却する

団地の売却方法として、リフォームやリノベーションをせず、そのまま売却する方法も挙げられます。
そのままの状態で売却するメリットは、費用がかからないことです。
リフォームやリノベーションをおこなう場合は費用が発生するため、売却利益に影響が出る可能性があります。
リフォームとリノベーションにかかる費用は、下記が目安です。

  • リフォームの場合:キッチン40~80万円・トイレ30~50万円・浴室60~150万円
  • リノベーションの場合:600~1,800万円(間取りの変更で100~300万円)

このように、団地のリフォームやリノベーションをおこなうためには、まとまった資金が必要です。
とくにリノベーションはリフォームに比べて高額なため、リフォームでなくて良いかを検討する必要があるでしょう。
さらに、リフォームやリノベーションをおこなったからといって、必ずしも希望どおりの価格で売却できるとは限りません。
たとえば、そのままの状態で500万円の査定価格が出たとします。
200万円かけて改修工事をおこなったにも関わらず、600万円で売却した場合は100万円損することになります。
改修工事にかかった費用を売り出し価格に上乗せするのも、売却方法の1つですが、中古物件の魅力である安さが失われる可能性があるでしょう。
高額な費用をかける前に、まずはそのままの状態で売却してみるのも1つの方法といえます。

自分好みにリフォームやリノベーションしたい買主も多い

中古物件を求める方のなかには、購入後に自分好みにリフォームやリノベーションする方も多いです。
注文住宅を新築で建てる場合は、高額な費用がかかります。
団地のリフォームやリノベーションであれば、注文住宅ほど費用をかけなくても、好きな間取りや設備にすることが可能です。
そのため、そのままの状態で売り出したほうが、スムーズに売却できるケースもあります。

昭和レトロな雰囲気を好む方もいる

近年は昭和レトロの人気が高まっています。
昭和にタイムスリップしたような、懐かしい雰囲気は団地ならではの魅力です。
築年数が経過した物件は、昭和レトロな雰囲気を好む方に需要があるといえます。

立地条件が良い場合はそのままの状態で売却してみる

立地条件の良い場所にある団地は、そのままの状態で売却しても早期の売却が見込めるかもしれません。
物件を探す際、最寄り駅までの距離や生活環境などを重視する方も多いです。
立地条件が良いことは、それだけで購買意欲を高めるアピールポイントになります。

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まとめ

団地の有効的な売却方法について解説しました。
古い団地はリフォームやリノベーションによって、早期の売却が見込めます。
立地が良い場合は、そのままの状態で売却することも検討なさってください。
私たち「ハウスドゥ!成田山」は、千葉県成田市を中心に不動産仲介や買取を専門としております。
団地の売却でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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